ついに、ラオスの最南までやって来た。
ここのお目当ては シーパーン・ドーン。ラオス語で“4000の島々”という意味だ。
観光客が行く島は3つ。コーン島(大)、デット島、コーン島(小)だ。
俺が選んだのはコーン島(小)。一番静かで雰囲気が良い、と旅行仲間に教えられていたからだ。
島まではボートに乗って行く。料金は2万キップ(約240円)。チケット制だったので、ぼられてはいないようだ。
川を下りながら、高い草の生い茂った小島を通りすぎていく。直径数メートル程度で、なるほど、このくらいの大きさの物も“島”としてカウントするなら4千になるわな。だが、なんか、セコイ感じが否めない。
途中、デット島でボートに泊り、白人の兄ちゃん&姉ちゃんたちが一斉に下りた。この理由は後で分かった。
で、目的地のコーン島(小)に到着。バンガロータイプの部屋が5ドルくらいからある。![]()
自転車を借りて、早速、島を探索。島の南端までやって来た。貸しボート屋がいて、野生のイルカが見るツアーをやっている…のだが、これ、確率的に全然ダメらしい。先述の旅行仲間によると、せいぜい背びれを目撃出来るくらいだそう。なので、コーラを休憩所で飲んで早々に立ち去る。
この島のもう一つの観光名所は、フランス植民地時代に作られたという線路跡と列車だ。鉄道マニアでない俺は、ここも早々に立ち去る。
その昔、線路だった橋を使い、先ほどのデット島へ行ってみる。たかだか、数十メートルくらいの通りにゲストハウスやネットカフェが並び、ミニ・カオサン化していた。
猫のひたいみたいな砂浜で、白人の若いもんが寝そべって音楽ガンガン。こんなんだったら、手前えらの国のビーチにいるのと同じやんけ。こんなとこ泊ってたら最悪やった、くわばらくわばら。![]()
コーン島(しつこくて悪いが、小)に戻ると、そろそろ夕日が沈む頃。
この島、電気が使えるのは午後6時から9時だけ。以降は闇に閉ざされてしまうのだ。
食堂でチャーハンを食った後、もうとっぷりと暗くなった道を歩いた。あちこちの家で貴重なテレビの時間を楽しんでいる。ちょっと切なるなる光景だ。
わざと暗がりの方に進み、空を見上げる。星が綺麗だ。クルクルとゆっくり回って360度の視界を楽しむ。ビールの酔いが利いた。![]()
翌日は、ボートで本土側に渡り、“ラオス版ナイアガラの滝”というコーンパペンの滝へ。そこそこの迫力だが、まあ、これ目当てに行くもんでもないなあ。
水着になって川岸につかったのだが、一瞬、岩から手を離してしまい、流さそうになった。マジでびびった。自然をあまくみたらアカンですな。
文・写真 谷半太


コメントする