ホーチミン訪問も4回目。なんか俺好みの“変”な観光スポットがないか、在住の知人に聞いた。
「週末にやっている競馬なんだけど、子供が騎手になってポニーに乗ってるよ」
なぬ?ちょっと笑える設定ではないか。
ギャンブルにはまったく興味がないが、丁度、翌日が土曜日だったので行くことにした。
ベンタイン市場近くのバスターミナルから11番に乗り(3000ドン=約20円)フートー競馬場を目指す。
入場料は1万ドン(約60円)。ついでに競馬新聞(3000ドン)をオバチャンから買う。ベトナム語の他に英語も併記されている。
第2レースが終わり、第3レースの賭けが始まっていた。とりあえず、記念に最低賭け額の1万ドンを7枠に張った。
場内は中々の混雑ぶり。食べ物の屋台も並んでいて、美味そうな蟹とか海老も売っている。勝ったらその勢いでシーフード食って、負けたらバインミー(ベトナム式フランスパン)というコースなんだろうな~。
パドックで出走馬を顔見せし、その後は別なパドックで騎手が乗って改めて周回。手順は本格的だ。でも、ポニーなんだよね。で、騎手は子供。顔を見ると、小学生な年齢の子もいる。
予想に悩む皆さんの表情は真剣その物。どこの国でも変わらぬ光景だ。でもでも、ポニーで子供なんだよね。
いよいよゲートがオープン、馬が一斉に飛び出す。なかなかの迫力だ。観衆も柵ぎわで必死の形相。でも結局、ポニーで子供なんだよね。
俺が馬券を買った7枠の馬は、10位とまったく振るわず。
「まあ、こんなもんだろう」ってことで、約40分の競馬見学を終え帰途についた。
文・写真 谷半太


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